毎年8月上旬から中旬にかけて流れ星の群れ「流星群」がやってきます。
今回やってくる流星群は「ペルセウス座流星群」といい、ペルセウス座の方向から流れ星が四方八方に流れます。明るい流れ星が多く、とても華やかな流星群です。
満天星でも8月10日(土)から12日(月)まで「ペルセウス座流星群観望会」を行います。
ペルセウス座流星群が活発に活動するのは8月上旬から中旬です。特に流れ星が多く流れると予想されているのは、8月12日(月)の夜中から8月13日(火)の明け方です。8月12日の前後数日間もそこそこ流れます。
8月12日の夜は、月が午後10時には沈むので月明かりにジャマされることなく流れ星を見ることができます。星がキレイに見えるところでは1時間に30〜50個程度流れ星が流れると期待されています。
時間帯はペルセウス座が高く昇る深夜から明け方にかけてがオススメです。
出来れば街から離れて星がキレイに見えるところで流れ星を待ちましょう。
流れ星も明るいものや暗いものがあり、街明かりがあると暗い流れ星がかき消されてしまいます。星がキレイに見えるところではたくさんの流れ星を見ることができます。
ペルセウス座流星群は明るい流れ星が多いので、街の中でも明るい流れ星は見ることができます。街灯や家の明かりが目に入らない場所で見てみましょう。
シートなどに寝転がってじっくり待ちましょう。
流れ星の観察には天体望遠鏡や双眼鏡は必要ありません。
流星群といっても流れる数は多くて1分に1個程度です。気長に待ちましょう。また、暗闇に目が慣れるまで10分は流れ星を待ちましょう。
見る方角はどの方角でも大丈夫です。
ペルセウス座流星群の流れ星は、ペルセウス座の放射点付近から四方八方に流れます。しかしどの方角に流れるかは分からないので、好きな方角を向いて流れ星を待ってみましょう。
ちなみにペルセウス座は午前0時ごろは北東の方角にいます。
・夏でも夜は冷えます。防寒対策をしっかりしましょう。
・長時間外にいるときは虫除け対策をすると安心です。
・流れ星を待っている間、夏の星や星座たちを見つけてみると楽しいですよ。
夏の星座は「星空のご案内」をご覧ください。
・国立天文台 ペルセウス座流星群キャンペーン 夏の夜、流れ星を数えよう2013
・国立天文台 ペルセウス座流星群
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