満天星ではスタッフが天体観測を行っています。
小惑星とは、太陽の周りを回る小さな天体で、火星と木星の間に多く見つかっています。満天星ではこれまでに4つの小惑星を発見しました。
大きさはどれもせいぜい十数キロと考えられます。Notoは5.04年、Koikedaは3.51年、Yanagidaは4.23年、Kiriko Matsuriは5.18年で太陽の周りをまわっています。
名前 | 発見 | 命名 | 名前の由来 |
(20625) Noto |
1999年 10月9日 |
2001年 5月9日 |
満天星で発見し、最初に登録された小惑星です。Notoはもちろん能登半島の能登です。また、アメリカの天文学者パーシバル・ローウェルが北陸・能登を旅して書いた旅行記「NOTO-能登・人に知られぬ日本の辺境」にちなんだ命名でもあります。 |
(49702) Koikeda |
1999年 11月4日 |
2003年 5月1日 |
小池田忠蔵・洋子夫妻にちなんだ命名です。お二人は長年石川県の天文教育普及に努められました。その功績を讚えて命名しました。 |
(73782) Yanagida |
1994年 10月15日 |
2004年 9月29日 |
満天星のある柳田村からの命名です。町村合併により柳田村は地図の上からは無くなってしまいましたが、空には永遠に残ることになりました。 |
(91890) Kiriko Matsuri |
1999年 11月4日 |
2006年 2月23日 |
町村合併の年に命名権が得られましたので、町内の方より名前を募集しました。祭りにちなんだ提案が多かったので「きりこ祭り」という名前に決まりました |
流星は宇宙にある砂が地球の大気に飛び込んできて光るものです。
満天星の屋上には流星観測のビデオカメラがあり、毎日自動的に流星を観測しています。観測した流星の画像はリアルタイムで見ることができます。
最新の流星の画像をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。(別サイトへ移動します。)
光害とは、必要以上の街明かりによって夜空が明るくなることで起こる公害です。光害によって環境に以下のような影響があります。
・動物への影響:ホタルや夜行性動物などの活動に影響。
・植物への影響:稲の発芽時期が遅れる。
・星への影響 :夜空が明るくなり暗い星がかき消されてしまう。
満天星では「全国星空継続観察」に参加し、星の見やすさ(光害)を調査をしていました。「全国星空継続観察」は2013年に休止になりましたが、満天星では光害の調査を引き続き観測します。
〒928-0312
石川県鳳珠郡能登町上町ロ1-1(やなぎだ植物公園内)
TEL.0768-76-0101
FAX.0768-76-0098
→アクセス