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石川県柳田星の観察館「満天星」

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火星が見ごろ 
2022年10月〜2023年1月 (最接近は12/1)

火星

2022年12月1日に火星と地球が最接近します。
11月下旬から12月中旬はマイナス2等級ととても明るく輝きます。
ぜひ火星を見つけてみましょう。

火星はどこにいるの?

2022年11月から12月頃、火星は「おうし座」付近にいます。
火星は明るくて赤い星なので見つけやすいですよ。

最接近以降、火星は徐々に暗くなっていきますが、2023年6月頃までは見やすいです。
10月1日:マイナス0.6等級    11月1日:マイナス1.2等級
12月1日:マイナス1.8等級     1月1日:マイナス1.2等級

火星を探すときはスマートフォンの星座アプリが便利です。
無料のアプリ「星座表」や「Google sky map」などがおすすめです。 下の星図はクリックすると拡大します。

火星位置202211

望遠鏡で火星を見よう!!

望遠鏡で火星を見たい方は天体観望会に参加しましょう。大気が安定していれば火星の模様も見えます。
 ☆天体観望会

火星の接近について

地球と火星は約2年2か月ごとに隣り合い、接近します。
今回は2022年12月1日に8145万kmまで接近します。
12月1日の最接近後、地球と火星は離れていきます。火星の見かけの大きさは徐々に小さくなっていきます。

大気が安定している日は、望遠鏡で火星の表面の模様を見ることができます。
画像のようにはっきりとは見えませんが、火星の黒っぽい部分は分かります。

火星距離

火星大きさ2018
  ↑2018年 火星の見かけの大きさの変化

次回の火星の見ごろは?

次回の火星の接近は2025年1月12日です。
火星は太陽の周りを約687日で公転しているため、約2年2ヶ月ごとに地球と接近します。(内側を回っている地球が火星を追い越す時です。)
地球も火星も太陽の周りを歪んだ楕円軌道を描いて公転しているため、接近ごとに近づく距離が違います。
次回2025年1月の接近は今回よりは少し遠い接近になりますが、マイナス1.4等級の明るい火星が見られます。次回もぜひ楽しみにしていてください。

火星接近

参考サイト

・国立天文台 火星が地球に最接近(2022年12月)

・AstroArts 【特集】火星(2022年12月1日 地球最接近)

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