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石川県柳田星の観察館「満天星」

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しぶんぎ座流星群が極大 2017年1月3日(火)深夜

ふたご座流星群

1月初めに流れ星の群れ「しぶんぎ座流星群」がやってきます。
一番流れ星が多く流れると予想されているのは1月3日(火)の夜から4日(水)の明け方にかけてです。
今年は月明かりがないため、最高の条件です。

右の画像は2015年に撮影したふたご座流星群です。
クリックすると拡大します。

※満天星では、しぶんぎ座流星群の観望会は行いません。

しぶんぎ座流星群の観察ガイド

しぶんぎ座流星群って?

流れ星は宇宙にある小さなチリが地球の空気とぶつかって光るものです。
毎年ある時期になると現れる流れ星の群れを「流星群」といいます。
今回やってくる「しぶんぎ座流星群」は3大流星群の1つです。(他の2つは8月のペルセウス座流星群と12月のふたご座流星群です。
「しぶんぎ座」というのは昔使われていた星座です。「四分儀(しぶんぎ)」は角度を測るための道具です。
しぶんぎ座流星群の流れ星たちは、かつて「しぶんぎ座」があった「りゅう座」の辺りから四方八方に流れます。比較的ゆっくり流れるのが特徴です。

いつ見えるの?

しぶんぎ座流星群が活動するのは1月上旬です。
特に1月3日(火)深夜〜4日(水)明け方の観察がおススメです。
1月4日(水)未明には流星群の放射点が高く昇るため、流れる数も多くなります。
今年は月明かりがないため最高の条件です。
数の予想は難しいですが、すっきり晴れれば一時間に10〜20個程度の流れ星を見ることができるでしょう。

どこで見ればいいの?

街明かりの少ない場所で流れ星を待ちましょう。 街明かりがあると、暗い流れ星がかき消されてしまいます。街灯や家の明かりが目に入らない場所で見てみましょう。

どうやって見ればいいの?

シートなどに寝転がってじっくり待ちましょう。
流れ星の観察には天体望遠鏡や双眼鏡は必要ありません。
流星群といっても流れる数は数分に1個のペースです。気長に待ちましょう。
また、暗闇に目が慣れるまで10分は流れ星を待ちましょう。

どの方角を見ればいいの?

見る方角はどの方角でも大丈夫です。
しぶんぎ座流星群の流れ星は、りゅう座の放射点付近から四方八方に流れます。
しかし、どの方角に流れるかは分からないので、好きな方角を向いて流れ星を待ってみましょう。ちなみにりゅう座は1月4日午前0時ごろは北東の方角にいます。

その他

1月の夜はとても寒いです。防寒対策をしっかりして、途中こまめに休憩を取りましょう。
・オリオン座やふたご座など華やかな冬の星座たちが昇ってきています。流れ星を待っている間は星座探しをしてみてはいかがでしょう。星座の場所は「星空のご案内」をご覧ください。

参考サイト

・姫路市 星の子館 流星群を見よう

・流星電波観測国際プロジェクト 2017年のしぶんぎ座流星群 観測条件

しぶんぎ座流星群

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